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ユカイツーカイ怪物姫は〜怪物ランドのプリンセスだい〜♪(語呂悪っ)というわけで、「まんが王」さんではシリウスKCの中で一番売れているらしい『怪物王女』の第1巻が重版決定とのこと。作者の光永康則氏は、若い頃はゼファーで峠を攻めていたという筋金入りのバイク好きで*1、かつて「サンデーGX」誌上でドゥカティ乗りの少年が主人公のバイク便漫画『トラフィッカー』*2を連載していました。連載終了後も青年誌等でバイク漫画をポツポツと発表していたんですが、一昨年の暮れに突然「チャンピオンRED」で妹萌え漫画『妹霊』*3を発表。不定期シリーズ読み切りということで現在2話まで掲載されていますが、ぶっちゃけこっちの方が売れそうなんで早く続編を(ry
話がずれたので修正。そんなわけで何があったのかオタ系作品に開眼した光永氏が、昨春創刊した「少年シリウス」にて始めた新連載がこの『怪物王女』。1話目冒頭から車に轢かれて死亡する薄幸主人公がヒロシ…じゃなかったヒロだったり、怪物姫のお供が「ふが」としか喋らない人造幼女にハーフ(半人間)のオオカミ少女、1巻では未登場ですが雑誌連載では美少女吸血鬼も出てきたりして『怪物くん』オマージュなキャラ構成になっていたりします。(ちなみにヒロの面倒を見ている姉は巨乳メイド。)
ストーリーは「王位継承争いで姫に差し向けられた刺客のモンスターを返り討ちで虐殺」というのが基本パターンですが、バトルでのモツ(内臓)描写は無いのでスプラッター色は薄めかと。*4 キャラクターの作画よりもバイク描写の方が力が入ってそうだったり単行本記載の取材協力先にバイクショップがずらずら並んでいたりとまだ完全にふっ切れていない感じもしますが、作者がどこまでこの道に開眼出来るかを含めて個人的にちょっと注目している作品です。(´∀` )
◇Amazon:『怪物王女 (1)』、『トラフィッカー (1)〜(3)』、『新編集 怪物くん (1)〜(21)』、CD『怪物くん 全曲集』