「最後通牒・こぼれ話」

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アニメアニメジャパンの「『SLAM DUNK』台湾で実写映画化」記事は誤報

http://animeanime.jp/news/archives/2007/03/slam_dunk_0838.html
ウチではちょうど留守にしていた時期の話題だったんで取り上げていなかったんですが、誤報だったということで訂正とお詫びが掲載されました。なお、この話題に関しては井上雄彦公式サイトの「井上ニュース(3/11)」にも「映画化の許諾はしていない」と書かれています。
それで、削除されてしまった記事がコレなんですが、元々は海外のニュースサイトが発信源みたいですな。で、ちょっと調べてみたら同じ映画のことを話題にしていると思われる中国ニュースの日本版*1を発見。ただ、この記事を見ると映画内容のニュアンスがちょっと違っています。

ジェイ・チョウ版『スラムダンク』はカンフー風味!
 周杰倫(ジェイ・チョウ)主演で9日にクランクインする映画『灌籃』(朱延平監督)のストーリーが明らかになってきた。
 中華メディアの報道によれば「日本の人気コミック『SLAM DUNK(スラムダンク)』に似ている」とのことだが、ジェイ演じる主人公は孤児で、カンフー学校で修行に励む青年という設定。学校を追われて行くあてがなくなり、さまよっていたところを曾志偉(エリック・ツァン)演じる謎の男に見初められてバスケットチームに入り、プレイヤーとしてスゴい技を見せ、注目を浴びていく。
 バスケットチームのキャプテンの妹に恋する、という設定は『スラムダンク』とよく似ている。キャプテン役に陳柏霖(チェン・ボーリン)、妹役にはTWINSの蔡卓妍(シャーリーン・チョイ)。

…どうやら元は「『少林サッカー』が『キャプテン翼』に似てる」レベルの話だったのが、各地を伝わるうちに「『スラムダンク』に似ている映画」という話から「似ている」部分が消えて「『スラムダンク』映画化!」に変わってしまったようで。このため今回、伝言ゲームのような事態になってしまったのかと思われます。

*1:監督と主な配役が全く同じなのでほぼ確定かと。