→http://www.tv-asahi.co.jp/nanikore/contents_pre/collection/
保健指導の世界では以前から知られている結構有名な言葉だと思うんですが、番組内では意味不明な標語扱いをされたうえ、たった１年前から掲げ始めた町が元祖みたいに扱われていて吹きましたよ。ちなみに最初にこの造語をキャッチフレーズとして使ったのは昭和54年の長野県下伊那郡高森町とか。11年前には既に『PPK(ピンピンコロリ)のすすめ』という本も出版されています。(参考：PPK運動の原点は南信州の小さな町)
あと、番組内で紹介されていた「ピンコロ音頭」は、“ぴんころ地蔵尊”を６年前に建立して町興しの観光資源としている長野県佐久市野沢の商店街で、お土産品として売っている「ぴんころ音頭DVD」に全く同じものが収録されています(こっちがオリジナル)。他にも長野県下伊那郡高森町にはカタカナ表記の“ピンピンコロリ地蔵”があり、商標登録もされているとか。
そういったことを知ってか知らずか、番組内では申し訳程度に「このスローガンは他県でも使われているそう」としか出てませんでしたが、ちょっと調べたり検索すれば分かることすらスルーしていかにも“珍百景”であるかのように過剰演出する番組制作手法はなんだかなぁという感じです。
